セパージュ

Grenache noir

 

主な特徴 : 非常に生命力が旺盛で収穫量の多い品種ですが、開花期に結実不良がおこることがしばしばあります。開花は通常6月5日~15日で、9月15日~10月10 日に成熟します(場所によって異なる)。乾燥に対して非常に強く、風にも良く耐えます。グルナッシュ種は、ローヌ南部地区産の赤ワインやいくつかのフルー ティーなロゼのベースとなります。

ワインの性格 : アルコール度が高く、酸は少なく、まろやかで、フルーティーでスパイシーなアロマのワインを作ります。

用途 : シャトーヌフ・デュ・パプ(多くは60~70%を使用)、コート・デュ・ローヌ(40%以上)、コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ(2004年12月31日まで使用セパージュ全体の65%以下、それ以降は50%以上)

Syrah

主な特徴 : 大きく、表現力が豊かなセパージュです。開花は通常6月5日~15日で、場所やその年によって異なりますが、9月10日~10月5日に成熟します(南部の グルナッシュ種の8日前)。穏やかで、あまり変化の激しくない気候を好みます。シラー種はコート・デュ・ローヌの北部地区アペラシオン(クリュ)で、赤ワ イン向けに唯一認められている品種ですが、その豊かなアロマと強い色合いのため、南部地区のコート・デュ・ローヌ・ワインにも次第に使用されるようになっ ています。

ワインの性格 : 濃い色で、酸化に強く、タンニンを多く含む、香り高い(フランボワーズ、カシス、スミレ、ピーマン)ワインを作ります。
用途 : コルナス (100%)、コート・ロティ (80%以上)、 クローズ・エルミタージュ (85%以上)、エルミタージュ (85 %以上)、サン・ジョゼフ (90%)、シャトーヌフ・デュ・パプ (通常ムールヴェードル種と合わせて使用セパージュ全体の20~25%)、コート・デュ・ローヌ(主要セパージュ)、コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ (ムールヴェードル種と合わせて使用セパージュ全体の20%以上)

Mourvèdre

主な特徴 : 収穫量は中程度の品種です。開花は6月5日~15日で、10月以降に成熟します。暑さと日照を非常に必要とする(特に成熟の最後の時期)ので、南部地帯の方が栽培に適しています。水は少量ですが、安定した供給が必要です。風の影響を受けやすいです。

ワインの性格 : この品種のタンニンは赤ワインに素晴らしい格調をもたらします。熟成と共にアロマの強さと質が高まります。酸化を防ぐ力があるため、一部のロゼにおいて、さわやかさを持続させ、アロマを豊かにする役目を果たしています。
用途 :
シャトーヌフ・デュ・パプ赤(アッサンブラージュで使用)、コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ赤(シラー種と合わせて使用セパージュ全体の20%以上)、コート・デュ・ローヌ赤およびロゼ(主要セパージュ、しばしば長期熟成向けワインのアッサンブラージュに含まれる)